こんにちは、julepです。
皆さんは、ポイントサイトってご存知ですか?
これまでTVのCMなどにばら撒いていた広告費を、
よりピンポイントに、効果的にユーザーに使う目的で、
サービス利用したユーザーに、
直接広告費(ポイント)を渡すというものです。
クレジットカードを作るだけで
10000円をもらえたりなど、
「え、それほんまなん?」と
思わず疑ってしまうような話もあります。
ポイントサイトで貯めた
30万マイルで
お盆にワシントンDCに
行ってきました!
さすがに燃料サーチャージはかかってしまうのですが、
それでもお盆に行くと1人往復25万円のところが、
家族四人、手出し30万マイル+10万円で行けたんです。
ポイントの威力は、はかりしれません。
でも、忘れがちなんですが、
【ポイントは使ってこそ生きる】なんですよ。
詐欺まがいのポイントサイトは論外ですが、
これまで普通に使っていたポイントサイトでも、
資金繰りが悪くなることは十分にあり得ます。
この記事では、過去の自分の経験から、
ポイントサイトの資金繰りが危ないと思われる
前兆4つを、紹介したいと思います。
ポイントサイト倒産の前兆4つ
大前提:ポイントサイトにとっては「ポイントは使った時点で費用になる」
当たり前の事なんですが、
ポイントは、付与された時点でなく、
使った時点で初めて
ポイントサイト側の費用となります。
これを頭に入れておくと、
4つの前兆では、
暗にであれ、半強制であれ、
ユーザーに貯めたポイントを使わせないよう、
ポイントサイトが誘導しているのが、
よくよくわかります。
ポイントサイト倒産の前兆【危険度★☆☆☆】ポイント預金を勧める
「ポイント定期預金」は、
ポイントを一定期間預けるだけで、
利息がついてポイントが返還されるサービスとなっています。
預けたポイントが減るリスクは一切ありません。
すごく素敵なサービスに見えますね。
でもこれ、実は
ユーザーに自発的に、
一定期間の交換ができないようにさせる、
ポイントサイト優位のサービスです。
強制的なものではないので、
危険性は低いのですが、
くれぐれも、
【定期預金の期間は何もできない】という
リスクを踏まえて、検討してください。
dポイント投資など、
ポイントが即日返ってくるサービスについては、
何の問題もありません!
ポイントサイト倒産の前兆【危険度★★☆☆】ポイント交換に手数料がかかるようになる
これまで無料だった、他社ポイントへの交換に、
手数料がつくようになると、
ポイントの価値も下がりますし、
心理的に、交換したくなくなりますよね。
もしかすると、
もともとはユーザーを増やすため、
赤字覚悟で手数料を無料にしていた
可能性も捨てきれませんが、
それならば、予め期間限定で…と、
アナウンスがあるはずです。
やはり、少し資金繰りが怪しいと見るのが
妥当ではないでしょうか。
ポイントサイト倒産の前兆【危険度★★★☆】ポイント交換に大きな制限がつく
もともと、大体のポイントサイトには、
ポイント交換の上限があります。
これは、一人のユーザーが大量に交換することで、
次のユーザーが交換できなくなるような不利益を防ぎ、
ユーザーが平等に交換できるのが、
大きな目的です。
普通、目安は1日1万円程度で、
それほど厳しいものではありません。
ただ、これが、
突然「1ヶ月3000円」に、
変更になったサイトがあり、
2019年に、大きな問題になりました。
そう、PONEYです。
紹介制度がよく、多くのブロガーが紹介していた
有名サイトだっただけに、
ポイ活界では、かなりの激震が走りました。
一時期全く交換ができず、
2018年7月2日に交換再開も、
1人3000円分、1日10万円分しか
交換受付しないよ!と
大幅に規約を変えてきたわけです。
ちなみに、2019年7月1日(月)から、
以下の様に改善されているようです。
・1か月あたりの交換上限金額が1,000円分
↓
■変更後
・2019年1月1日以降に獲得のポイントの交換上限なし
・2018年12月31日以前に獲得のポイントは、1か月あたりの交換上限金額が1,000円分
※交換上限金額までの交換回数に制限はございません。
2018年の3000円分から
まだ改悪されていたことに
正直ビビりました…
ポイントサイト倒産の前兆【危険度★★★★】ポイント制度を予告なく改悪
これに加えて、
予告なくポイント制度を改悪するという
暴挙に出るポイントサイトもあります。
ポイントサイトのポイントって、
「このポイントには価値がある」という
サイトとユーザーの約束の上に成り立っています。
いくらサイト側に変更の権利があっても、
変更時には事前に告知するのが
普通ってものです。
それを勝手に変更すると、どうなるか。
そのポイントサイトの信用は失墜し、
誰も広告利用をしなくなります。
そのリスクを取ってまで、出費を抑えたいのです。
先程も挙げたPONEYの例ですが、
過去は
「最後にポイントを獲得してから
半年間一度もポイント獲得が無い場合は失効」で、
まだクリックコンテンツによる延命もありえました。
これが、
「180日間1度も
広告アクションによるポイント獲得がない場合は
全ポイント失効」へと、
告知も一切なくこっそりと変更されました。
これで、PONEYの信用は失墜しました。
今、ブロガーでPONEYの紹介をする人は
誰もいません。
まだサイト自体はありますが、
掲載案件は激減してますね…
交換待ちユーザーのために、
閉鎖できないという印象ですが、
2020年は持ちこたえられるでしょうか…
ポイントサイトがまともに機能しなくなるとどうなるか
これらの前兆があるにもかかわらず
放置しておくと、
ある日、突然そのお知らせはやってきます。
「運営からのお知らせ」
中身は、
複数のポイント交換先が在庫切れ、
交換ページのサーバーが落ちる、
トップページがいつ見てもメンテナンス中…
に対して、
「どうぞご理解下さいね」という一方通達。
正直、ここまで来るともう末期です。
最悪、せっかく貯めたポイントが
数万円失効するのを、
指をくわえて見ているしかなくなります。
ツイッター上にも、
悲痛な実体験が溢れています。
ポイント失効について、少し会計的な補足
僭越ながら私は、簿記2級を持っています。
2級では、企業にとってのポイントの考え方も、
会計的にきちんと説明されています。
ポイントをユーザーに渡した時点で、
ポイントサイト各社は、
この費用を、将来の費用として先に会計処理するのですが、
これには、「失効率」が織り込まれています。
例えば、失効率10%のポイント
500ポイントをユーザーに付与したら、
このポイントの実質価値として、
500×(100-10)%
=450円を、将来かかる費用として処理してしまうんですね。
ユーザーが500ポイントを使ったら、
+50円分を改めて費用処理しますが、
500円失効させてしまったら、
450円はまるまる帰ってきて、利益になる。
資金繰りの危ないポイントサイトからしたら、
できるだけ使用を先延ばしにしてもらえる様に、
ユーザーを誘導していくのは、当然ですね。
少し話は逸れますが、
ある調査では、
「失効率が高いクレジットカードでは、
約5割が有効期限内にポイントが使われていない」
なんてデータもあるくらい、
ポイント失効は、よくある話ですし、
企業のよほどの過失がない限り
失効したポイントは、まず帰ってきません。
ポイントサイトが倒産しても、運営元がしっかりした会社だと、最悪補填もあり得る
ただし!
星の数ほど生まれては消える
ポイントサイトですが、
その運営元の体質がしっかりしているかどうかで、
もし倒産したとしても、
最悪その後の補填が見込める事があります。
(絶対ではありません)
なので、新しく使い始めるにあたっては、
目先の高還元に釣られず、
下記の条件にあてはまるサイトを
優先して選ぶとよいかと思います。
2.登録だけで数万円!などの煽り表現をしない
3.JIPC(日本インターネットポイント協議会)に加盟済み
なお、私が主に使っているサイトは
以下の3つです。
リンクを踏んで入会して頂けたら、
私がとても喜びます。
個人情報が私に行くこともないので、ご心配なく(笑)
・モッピー
https://pc.moppy.jp/entry/invite.php?invite=4wzse17e
・ちょびリッチ
http://www.chobirich.com/introduce/?3124522
・ECナビ
https://ecnavi.jp/invite/?id=r6u99
ポイントサイトの倒産の前兆4つ中3つが、今「すぐたま」で発生中…
もちろん、上記のサイトでも、
資金繰りが悪化する可能性もあります。
実はJIPCに加盟済のサイト「すぐたま」も、
2019年12月以降、
倒産の前兆1-3が見られております…
なので、マイルに変えようとしていたポイントを
大急ぎで現金化しました。
もしかしたら思い過ごしかもしれません…
でも、交換できなくなってからでは遅いと判断しました。
(現在、gポイントギフトがまともに交換できないまま、
交換終了するとアナウンスが出ており、
他の人気ポイントもことごとく在庫切れ)
経営危機は、どこにでも訪れること。
上記の4つの前兆には、くれぐれも目を光らせて下さいね。
ポイントサイト倒産の前兆まとめ…ポイントは貯めすぎず、こまめに出す事こそリスク管理
以上、実体験を交えた、
ポイントサイト倒産の前兆について、説明してきました。
1つ、2つだと大した事はないんですが、
3つ以上当てはまったら、
そのポイントサイトにあるポイントは、
救出を考えるべきです。
それでなくとも、
1サイトに数千、数万円分の
ポイントが使われずに眠っている状況は、
とてもリスクが高いです。
繰り返しますが、
【ポイントは使ってこそ生きる】ので!
そして、ポイントを貯めると、
いろいろな消費が激変します。
身近なところだと、
Tポイントのウェル活、
dポイントのお試し券で、
ビールを常時3割引で買えるようになり、
私は、ビールを現金で買うことがなくなりました!
【面倒な計算いっさい抜き】お気に入りのビールを安く買うための、3つの方法+α
この記事が、あなたのポイントを救えたり、
これからポイント活動を始める背中を
押すことができたら幸いです。