アメリカ旅行中、子供が病気に!節約のため、10分でできる3つの準備と2つの知恵

こんにちは、julepです。
2019年8月、我が家はアメリカのワシントンに
7泊8日、旅行に行ってきました。

その途中、次男が病気になり、
医者にかかる羽目になったため、
「これはやっておいてよかった」と心から思えた
病院に行く前の5つの準備を、備忘録にします。

今、お子さんが病気で困っているあなたに、
お役に立てば幸いです。

目次

1.アメリカ旅行中の子供の病気に備え、今からできる3つの準備

1.1.クレジットカードを複数持っていく

当初、私はゴールドカードを一枚だけ持っていくつもりでした。
しかし、【クレジットカードの保険は合算できる】事を知り、
保証の大きいゴールドカード全て(4枚)を持っていきました。

これが大正解でした。
理由は1.4.で後述しますが、
代替策は、多いほうがいいです。

1.2.Skypeをインストールしておく

Skypeは、国際通話も無料です。
病状を伝えたり、保険会社からの連絡を受けたりするのに、
通話料の事を考えてじりじりするのは、
精神衛生上、非常によろしくありません。

今海外にいる方で、まさにインストールしていない方は、ぜひしましょう。
SMS受信費用など、200円くらいかかっても、
その後の電話料金を考えると、ずっと安いはず。

海外でのSMS受信方法は、以下に詳しいです。
↓↓↓

https://www.google.com/amp/s/inabauer.blog/travel/923/amp/

(なお、私のメイン回線のiijmioは受信料無料でした!ラッキー)

1.3.【24時間デスクか、アメリカ現地デスク】の電話番号を調べておく

カード裏にはカード会社のデスクの電話番号が書いています。
実際、私もまずそこに掛けました。

が、しかし、
時差の12時間もあるアメリカでは特に、
「日本のデスクは営業時間外」なんですよ…orz

持っていったゴールドカード4枚のうち
なんと2枚がこれで、保険使用できず。

アメリカ時間10時にデスクが使えたのは、
以下の2枚。
・エムアイカードプラスゴールド アメックス(現地デスク)

・楽天プレミアムカード マスター(24時間)

すいません、正直楽天の本気をなめてました…
持っていって良かった!本当に!

私の旅行時の必携カードに格上げです。

2.アメリカ旅行中の子供の病気に、知っておきたい2つの知恵

1.1.病院の前に【まず薬局】に行く

アメリカ駐在の友人に聞いたのですが、
子供の具合が悪いとき、すぐ病院に行く親は、ほとんどいません。

なぜか?
高いからです!

そういう時、誰に相談するのか。
まず薬局に行くのです。

少し大きいスーパーには、処方せんなしで買える薬が並び、
薬剤師さんが、無料で相談に乗ってくれます。

私も相談に行き、痛み止めの市販薬をおすすめしてもらい、
「これで明日も腫れが改善していなければ医者へ」と
アドバイスをもらいました。

飲ませると、痛みがマシになったらしく、
子供は本当に機嫌がよくなりました。

結局腫れは引かなかったため、病院に行くことになりましたが、
本人の体力回復になり、私も病状がよくわかり、
本当に良かったと思います。

市販薬で治るなら儲けもの、
ダメ元で行ってみてはいかがでしょうか。

アメリカの薬局は、かなり強い薬も置いています。
この件は、また近いうち詳しくまとめたいと思います。

2.2.デスクでは、まず誰が医療を受けるかと、保険合算したい旨を言う

薬局に行っても治らなかった場合、
やっぱり病院に行くことになります。
そのときには、1.3で調べたデスクに電話することになります。

1.1でカードの保険は合算できると言いましたが、
デスクでは、自分から申告しない限り合算の手続きを取ってくれません。

また、本人の場合は問題ないですが、
家族分がカバーできるかは、カードの種類によります(※)。

どのカードが家族に使えて合算できるか、全て教えてくれるので、
まず、全てのカード名を伝えましょう。
病状を伝えるのは、それからでも遅くないです。

※家族に保険が使えるカードのまとめは、
以下のページに詳しいです。
(むてつ様、非常に有用なまとめ、
誠にありがとうございます)

http://choro.asia/creditcard3.htm

3.アメリカ旅行中の子供の病気 julep家の実録記

ナイアガラの滝に行ったり、ブロードウェイに行ったり、
かなりスケジュールがタイトだったので、
しんどい時には休ませていた…はずだったのですが…

帰国3日前の晩に、次男が急に
「痛い、痛い」と大泣き。
見ると、耳の後ろがパンパンに腫れている。

え、おたふく?
予防接種したのに!?

帰国2日前の朝、写真を撮り、取り急ぎ薬局へ。

痛み止めの市販薬をおすすめしてもらい、
「これで明日も腫れが改善していなければ医者へ」とアドバイスされました。

飲ませると、痛みがマシになったらしく、
子供は本当に機嫌がよくなりました。

ただ、次の日(帰国前日)も腫れは引かなかったため、
病院に行くことになりました。

クレジットカードのデスクから、病状・名前を伝えてもらったので、
「ああ、julepさんね」と、診察は非常にスムーズ。
支払用の書類を数枚書くだけですみました。

本人はビビりまくり、暴れまくりで
喉や耳を診る最初10分は軽くパニックだったんですが、
女医さんの熱意が通じたのか、単に疲れたのか、
聴診を受ける頃にはすっかり治まりました。

診断は「中耳炎」。
帰りのフライトが翌日に控えていて「延期できないか」と聞かれたのですが
我が家にそんな金があるはずもなく…

率直に伝えると、「この薬を飲ませて離陸時は耳栓するように」と、
ドギツイ色(ショッキングピンク…)の薬を渡されました。

早速飲ませると、なんと!
4時間後にはあっという間に腫れが引き、
やっぱり医者はすごいなあと感心したというお話でした。

もちろん無事に飛行機に乗って帰れました。
キャッシュレス診療対応のカードだったので、
診察料も発生せず、良かった良かった…

なお、薬はキャッシュレス対応できず実費立替。
それでも11ドル弱。

案じるより生むがやすし、本当でした!
アメリカでお子さんが病気で、受診を迷っている方、
参考になれば幸いです。

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